加工食品ではなく食材そのものをできるだけ食べるようにしよう

あなたが普段口にするもので原材料が明確なものはどのくらいありますか？私のサイコロジカルダイエットでは加工食品の食べ過ぎは禁物です。理由は以前もお話ししたとおり、食品添加物や化学調味料の過剰摂取は痩せるためにも、健康になるためにもよくないからです。それにもしご自身が自分で何を自分の体内に取り込んでいるか分からない状況に恐怖は感じませんか？私は今海外に住んでいるので、余計に恐怖を感じる事があります。外国では安かろう悪かろう精神なので、安いからと安易に買うと原材料の半分以上が訳のわからないものでできていたりする事もあるわけです。私の住んでいる北アメリカでは貧困層ほど肥満率が高いというデータがあります。貧乏なのに何で太れるの？と思ったあなた、今から理由を説明しましょう。

北アメリカでは貧困層のメインの食事はピザやファストフードです。特にピザはコンビニのおにぎりとあまり変わらない値段で買う事ができるので、よく食べられています。この国では難民や生活保護などを受けている人たちにもよくピザが振る舞われます。ピザやファストフードには大量の油と糖質が含まれていることをご存知ですか？大量の油と糖質によって原価をかけずに人を満足させる、つまりは悪魔のご飯ということですね。そして彼らはそれを日常的に食べているので、太りたくなくても勝手に太ってしまう訳です。悲しい現実ですね。

逆にこの国の健康志向の人たちは何を食べているかというと、食材そのものを丸かじりしているイメージです。パーティに行くと必ずと言っていいほど野菜スティックが置かれていて、それも野菜そのもの何です。スナップえんどうも生のまま、人参はミニキャロットがそのまま、ブロッコリーも生、マッシュルームまで生で食べる文化には私も衝撃を受けました。会社のランチに人参やきゅうりを丸ごと1本持ってきてかじっている人もいます。笑　（ウソみたいなホントの話です）

何が言いたいかというと、ダイエットをしていく、自分の体の体質改善を行っていく上で、ご自身が何を自分の体に取り込んでいるかを把握する事は非常に大事です。そうでなければ実際にあなたがどうして太ってしまうのかを把握することができないからです。繰り返しますが、太るには太るなりの理由があるわけです。それは人それぞれ違います。そしてそれを発見できるのはあなたしかいないのです。自分をコントロールするためには自分を分析する必要があります。この自分を分析することが体の声を聞くことにもつながるのです。